ICHIGAN

用語集

AISAS(アイサス)

マーケティング理論および戦略の中に、AISAS(アイサス)の法則というものがあります。これは製品やサービスの販売者が、消費者に対しいかに訴求し、宣伝活動を有利に進めるかというものです。インターネットを利用している点で非常に今日的です。 AISASとは「Attention/消費者が気づく」「Interest/消費者が興味を持つ」「Search/消費者が自分で調べてみる」「Action/購入する」「Share/満足度を共有する」という流れからなります。 最後の「満足度を共有する」は大切で、消費者が満足度や使用感をSNSやブログなどにアップすることで、商品やサービスの販売社の広告戦略を消費者が後押しする形となり、売れる仕組みづくりを増強していることになります。 先駆的にはAIDMAの法則というものがあり、「Attention/消費者が気づく」「Interest/消費者が興味を持つ」「Desire/購入してみたいと感じる」「Memory/商品やサービスを記憶しておく」「Action/購入する」という流れからなっていました。インターネット普及前に有力だった戦略です。

お役立ち情報

AISAS(アイサス)は、広告代理店の電通が提唱し商標登録もおこなっている。インターネットの普及によってより簡単に情報を収集し、比較検討ができるようになったことや、カカクコムなどの販売価格比較サイトや、アットコスメなどの口コミレビューサイトが登場したことによって、消費者の行動モデルとしては、購入に際してより慎重になる必要があるもの特に家電製品や、住宅、自動車など高額な商品や、女性であれば化粧品などについて購入前に良く調べるようになったことが、AISASモデルが登場した背景にある。

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