用語集
SSL（エスエスエル）
SSLはSecure Sockets Layer（セキュア・ソケッツ・レイヤー）の略称のことで、インターネット上の通信において安全に機密情報をやりとりするために開発された通信プロトコルのことです。 クレジットカード番号や個人情報を入力する際のウェブページで活用されていることが多く、その際のアドレスは"https://"から始まるアドレスとなります。 上記のような形でHTTPプロコトルで利用されるケースが多いですが、特定のプロトコルに依存する仕組みにはなっていませんので、他のプロトコルでも使用することができます。 SSLでは安全な通信を実現するための機能として、認証、暗号化、改ざん検出の3つの機能を提供しています。 利用する際には、必要とするセキュリティレベルを考慮して組み合わせて使用します。
お役立ち情報
暗号化は情報を第三者が解読できないような形式に変換する技術で、インターネット上で重要性の高い情報をやり取りしたい場面で使われます。 送信側と受信側で同一の共通鍵暗号を用意する方式と、対になる別々の公開鍵暗号を用いる方式が存在し、SSL（エスエスエル）は前者に該当する暗号化技術です。 特に個人情報やクレジットカード番号など、漏洩した場合のリスクが大きい情報をやり取りする際に有用で、ネットショッピングやネットバンキング・金融商品の取引といった場面で高い安全性を確保できるメリットを持っています。